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クエリアの使い方

Querierはエンジニアが圧倒的に早く、簡単に管理画面を作れるローコードツールです。 Querierにはデータフローコンポーネントという二つの上位概念が存在し、これらを組み合わせることで素早い管理画面の構築を可能にしています。

データフローとは

Querierでは データフロー に処理を書くことでデータに対してどのような処理を実行するのかをSQL文などを使って記載します。 データフローはいくつも構築することができます。 例えば以下のようなデータフローを構築することが可能です。

データフロー処理
listUsersユーザーのプロフィール情報を取得する
updateUserEmailユーザーのメールアドレスを更新する
createAccountアカウントを登録する
deleteAccountアカウントを削除する

actionについて

複数の action を繋げてデータフローを構築することが可能です。 actionを繋げることでより多くのユースケースに対応できます。 例えば、以下のようにactionを繋げることができます。 

データフローaction処理
listUsersaction1ユーザーのプロフィール情報を取得する
action2JavaScriptを使って、ネストした階層構造をフラットにする

トリガーについて

全てのデータフローで [成功時に実行するアクション][失敗時に実行するアクション] を設定することができます。 [成功時に実行するアクション] を設定することであるデータフローが実行された直後に別のデータフローを実行することができます。
例えば、updateUserEmailというデータフローで [成功のトリガー]listUsersに設定することでユーザーのEmailが更新される度にテーブルに自動的に反映します。

コンポーネントとは

Querierではコンポーネントをドラッグ&ドロップで配置して管理画面のUIを構築します。

ウィジェット名について

ウィジェット名 はコンポーネントをデータフロー内で使用する時にSQL文の中に変数として入れることができ、ウィジェット名をデータフロー内で使用することでそのコンポーネントに入力された値を受け取ります。
例えば。updateUserEmailのSQL文に以下のように書くことで

 UPDATE users 
SET email = '{{ input1.value }}'
WHERE id = {{ table1.selectedRow.data.id }};

input1に入力されたメールアドレスでtable1の選択されたidのユーザーのemailを更新することができます。

各コンポーネントの使い方について

各コンポーネントでは様々な値を設定することができます。 各コンポーネントの使い方についての詳細は左タブの「コンポーネントを使う」をご覧ください。

データフロー・コンポーネントで変数を記述する方法

Querierでは{{}}を使ってデータフローやコンポーネントの中で変数を記述できます。
ex. {{ listUsers.data }}{{ table1.selectedRow.data.id }}{{ select1.value }}
{{}}の中は全てJavaScriptで記述します。

状態管理について

データフローで取得した値や、コンポーネントに入力された値を参照する際は、[状態管理] を確認することで、参照したい値のkeyやvalueを確認することができます。