みなさん、こんにちは。Querier 開発チームです。
今回のアップデートで、クエリアのコアとなる状態参照に大幅な機能改善が行われました。
具体的な変更内容は以下となります。
1. {{ }}
内での JavaScript 実行
今まで、 {{ }}
内では状態に関わる JavaScript の記述しかできませんでしたが、今回のアップデートで、 {{ }}
に直接 JavaScript を記述することができるようになりました。
今まで
{{ dataflow1.data.map(d => d.id) }}
上記記述例のように、状態に関わる関数などの実行は可能でしたが、直接 JavaScript を実行することはできませんでした。
アップデート後
{{ new Date() }}
{{ crypto.randomUUID() }}
上記記述例のように、状態に関わらない関数を直接実行できるようになります。
2. データフロー間の参照
今まで、データフローからデータフローを参照することはできませんでしたが、今回のアップデートでデータフロー間参照が可能になります。
今までは一度ウィジェットにデータフローを参照し、そのウィジェットをデータフローから参照するといった形で解決していただいていましたが、その必要がなくなります。